男性の営業マンが事務で転職出来る可能性はどれくらいなのか?【元リクルートの営業担当が転職の真実を伝える!】

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こんにちは!ハマケンです。

簡単に自己紹介をさせていただきます。

 

・Fラン大学から新卒で上場企業(メーカー)に就職し転職

・転職でリクルートの営業に

・約四年で1000社以上の企業を訪問(主に中途採用の提案)

この経験から

就職にまつわるリアルをお伝えしていきます。

 

今回は意外に多くの方が希望している営業→事務への転職

についてまとめました!

 

今回お伝えしたい事は以下の通りです

・合格の可能性は限りなく低い

・とにかく志望動機が重要

・普通の事務ではなく、人事や総務、大学職員などの職種がオススメ

・一度経験を積む事で、次の転職はやりやすくなる

 

結論から言うとかなり厳しいのが現実です。

営業時代何度も事務職の求人を担当しましたが

男性を採用した会社はありませんでした。。

 

でも可能性はゼロではありません!

これから一つ一つ解説してきます!

 

事務職はどんな時代でも人気。求人倍率も1倍を割っている

こちら職種別の求人倍率を比較してみました

■営業:2.29倍

   ➡️1人に対して2~3社の求人がある状態

■事務:0.34倍

   ➡️3人で1社の求人を争う状態

※DODAのHP情報を引用しています

※詳細をご覧になりたい方は下記をご覧ください

【転職求人倍率】求人倍率は-0.04ptの2.21倍。求人数は微減し、転職希望者数は増加したため、求人倍率は下降。
【2023年5月25日発表】転職求人倍率レポートは、転職支援サービス「doda(デューダ)」の求人数(採用予定人数)と転職希望者数のデータを用いて作成しています。転職活動のチャンスとなる時期や採用が活発な業種・職種が分かります。

 

この段階ですでにかなりの厳しい状況です。

実際に私の担当した求人では

1名の事務職の採用に応募が500名近くきたケースもあります

 

また事務職の採用において女性のみという会社は

大体7割〜8割といった印象です。

ちなみに求人には女性のみ募集とは書いてません。

現在は法律で性別を限定した訴求は

一部を除き禁止されている為です

 

この厳しい環境を性別の不利を抱えながら

闘う必要があります

かなり厳しい事を前提に就職活動には臨むべきでしょう

なぜ事務職?という問いに妥当性とポジティブな理由を

事務職の求人は応募数が多いので

ほとんどの場合書類で落ちてしまいます。

それでもどうすれば合格できるのか?

について記載していきます。

書類で落ちると凹みますよね・・・

事務職は単純作業が多く、給与水準も低めに設定されています。

そこで男性の営業から応募がきた場合

人事は下記の疑問を抱えます

・給与下がるけど、この給与でやっていけるの?

・なんで営業から事務?

 

この疑問を応募書類の段階で

解決できないと間違いなく落ちます

 

最低限盛り込む要素としては

・営業で培ってきたコミュニケーション力で男女共に関係性構築出来る

・業務でエクセルやパワーポイントを活用してPC操作は問題ない

・応募した会社への興味

・希望年収は最下限で事前に記載しておく

上記の3点は必須です。

出来る限り具体的に盛り込むと良いと思います。

 

また男性を雇用するメリットとして

産休・育休での休職の心配が無い

を上げる企業は多いです。

 

この転職でラストにして長く働きます!

といった部分は通常の転職より強く押し出すべきです

少数だが男性が欲しい会社もある!見極めるポイントを紹介!

これで終わったら、そんなん知ってるわ!

で終わったちゃいますよね!

せっかく読んでいただいたのに

そんな事はしませんので、ご安心ください!

 

どうしても事務職として働きたい!

 

受かりやすい求人を見極めるポイントをまとめました

・目立つ所に産休・育休の記載が無い

・写真に女性の写真をあまり使っていない

こちらのポイントを選んだ理由ですが、

女性が欲しい会社はこのポイントを強く押し出します

つまりこの部分を訴求していない会社は男性でもOK

という可能性が高くなります。

 

その他にも

女性が多い職場

は逆に男性でもOKという会社があります。

実際に担当したアパレルブランドの事務募集は男性OKでした

※しかし応募が殺到して結局は女性を採用してます

 

また応募が少ない企業は男性もOKな場合があります。

人気がない企業の見極め方ですが

・土日休みではない

・年間休日110日以下

・立地が悪い

こんな会社はあまり人気がないので合格の可能性があります。

 

しかしこれは労働条件を改善したい人からしたら

本末転倒な選び方にはなるので

あまりオススメしません。

転職の目的をもう一度考えて、別の職種へのチャレンジ

先ほど事務職での転職可能性を記載しました。

しかしここで元も子もない話をします。

これまで何十件と事務職の求人を担当しましたが

男性を採用した会社は1社もありませんでした。

 

悲しいですがこれが現実です。

そこで今回は事務職の目的を考えてオススメの職種

を紹介します。

事務職への転職の目的の正直な所は

  • あんまり考えたりしたくない
  • お客さんから怒られたりしなさそう
  • 定時には帰りたい

 ぶっちゃけこの3点が多いと思います。

事務職ではありませんが、この3点を叶えられる様な

 

会社を探すためのポイントをこれから解説していきます!

 

オススメ1:設立20年以上の中小企業の管理部門

20年続いているという事は会社のルールが

既に固まっており、そこまで多忙ではないケースが多いです

管理部門で営業経験が生かせるとすれば

総務や人事です。

いずれも専門知識は不要でコミュニケーション力が求められます。

しかしこちらも人気職種なので簡単ではありません。

かなり書類で落ちる事を覚悟しておきましょう。

 

オススメ2:大学職員や半官半民の企業

こちらも人気の職種にはなりますが、

労働環境はかなり安定しています。

筆記試験があることがほとんどなので、

事前に勉強が必要になりますが、闇雲に書類を出し続けるより

ゴールがはっきりしている為、勉強が得意な方

からするとこちらの方がオススメです。

 

いかがでしたでしょうか?

これからも事実や経験に基づいたリアルをお伝えしてきますので

よかったらまたみていただけると嬉しいです。

最後までありがとうございました!

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