簡単に自己紹介をさせていただきます。
・Fラン大学から新卒で上場企業(メーカー)に就職
・転職でリクルートの営業に
・約4年で1000社以上の企業を訪問(主に中途採用の提案)
この経験から
就職にまつわるリアルをお伝えしていきます。
特に低学歴の僕らが会社勤めでどうやって生き抜いていくのか?
そこにフォーカスして記事を書いています。
今回は私自身就活や転職活動の際に思っていた
学歴フィルターに関してです。

そもそも学歴フィルターなんてあるの?
って疑問もあると思いますが、
学歴フィルターは間違いなく存在します。
中途に間しては20代前半の第二新卒くらいまでは見られる傾向にあります。
そこで今回の記事では企業の選考基準などの実態を踏まえた上で
どうやって効率の良い就職活動・転職活動を実施するのかを
お伝えしていきたいと思います。
人気企業ランクキングに乗っている様な会社は基本NG
まず始めになぜフィルターを実施する必要があるのかですが、大きく応募数影響しています。
人気企業は応募数が多く、人事部のリソースが足りない
という点です。
人気ランキング上位の企業だと新卒採用で1万人を超える応募が集まっている事も珍しく有りません。
そして実際に面接まで辿り着けるのは数百名ですので、書類通過は100人に1名程度になります。
大手企業であっても人事部は数名の事が多いですので、
企業の効率を考えると必然的に高学歴の人材から順番に見ていきます。
悲しいですが、人事も効率よく採用活動を実施する必要がありますのでしょうがないです。
また昨今の働き方改革でさらに人事部のリソースが限られていますので、
大手は学歴フィルターが厳しくなっている可能性があります。
結論:筆記試験を書類選考の前or同時で実施している会社を選ぶべき
先ほどのブロックで企業がなぜ学歴フィルターを実施しているのか?を解説しました。
一般的には知られていない会社で、応募者数が少ない会社
に関しては学歴フィルターが発生しません。
しかしそれではブラック企業に当たってしまったり、する可能性があります。
そこで学歴フィルターがない企業かつ、優良企業を選びたい場合は
筆記試験を書類選考の前or同タイミングで実施している会社
を選ぶことをオススメします。
私も新卒で入社したメーカー、
リクルートの両方が先にSPIの試験がありました。
理由:筆記試験の費用は企業が払う為、結果は選考に反映される
なぜ筆記試験が早い企業が良いのか?ですが
理由は
選考にコストが発生している為です。
こちらは大きく分けて面接などの対応をしてもらう方の人件費と
リクルート などの業者に払う選考に関わる費用になります。
前者の人件費は事前にスケジュール調整をして1名2月1H〜2Hを確保しています。
基本課長や部長などの上席の方の時間をいただく為コストは馬鹿になりません。
もう一点の採用に関わる費用ですが、特にSPIなどの筆記試験が影響しています。
この試験は一人につき〇〇円といった契約の事がほとんどです。
その為そもそも合格率の低い学生は受けさせない。といった選択をする企業も多いです。
現在リーマンショック級の不況が囁かれていますので、コスト削減のため
学歴フィルターが強化される可能性があります。
つまり企業が筆記試験を前に持ってきているという事は
学歴は無くても、良い人材を採用したいという現れでもあります
事例:実際に書類選考を通過したのは先にSPIを受けた会社にのみ
実際に私が経験した2社も書類選考と同タイミングで筆記試験(SPI)の受験が必須でした。
こちらは入社後に聞いた話ですが、学歴によって選考フローを分けている様でした。
※これは事実ではなく同期と話している中でわかった事なので、仮説です。
同期に慶應大学からの方がいらっしゃったんですが、
この人はリクルーターからの推薦で受験した為、いきなり面接からスタートで
二次面接実施の際に、SPIを受験する様に依頼があったそうです。
私に関しては応募の翌日にSPI受験の依頼メールがきてそこで受験後に
1次面接の案内がきました。
応募経由による違いの可能性もありますが、
ある程度人気がある企業かつ学歴では見ていない会社は
この様な対応をとっているケースもあるという事を覚えておいてください。
ポイント:いきなり面接の会社はオススメしない
だったらいきなり面接の会社でも良いんじゃ無いの!?
と思った方も多いかと思います。
実際に多くの求人で人物重視採用なので全員面接します!といった打ち出しをしています。
しかし私は以下の2点の理由でオススメしません。
・1回の面接でそこまで判断できるはずが無い。要は誰でも良いだけ。
・選考が緩いと中に居る社員のレベルも低くなる。ブラック気質になりやすい
またコストをかけずに採用している企業は
社員研修などの教育費用もあまりお金をかけない傾向にあります。
入社後の成長という観点でもこちらはオススメしません。
確かに多くの企業から書類不合格をもらう事が多いので
こころが折れてしまい、この様な求人に応募したくなると思いますが、
ここは妥協するべきではありません。
しっかりと頑張りましょう!
まとめ※時間がない方はここだけでもOKです
改めてポイントをまとめます。
■結論
書類選考までにSPIなどの筆記試験を実施している企業を選べ
■理由
お金を払ってでも、優秀な人材を見つけ出したいという意思の現れだから
■そもそもなぜ企業は学歴フィルターを実施するのか?
人事の工数が限られており、全員に対応できないから
■注意するべきポイント
いきなり面接を実施する様な会社は、要注意!
いかがでしたでしょうか?
これからも事実や経験に基づいたリアルをお伝えしてきますので
よかったらまたみていただけると嬉しいです。
最後までありがとうございました!
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